転職したばかりだけど、仕事がしんどいから辞めたい
ゴールデンウィーク・夏季休暇・年末年始といった大型連休が終わった直後は、転職を考える人が増加する時期です。たとえば4月採用で働き始めたという人にとって、5月以降は仕事の成果を求め始められ、徐々にプレッシャーを感じ始める方もいると思います。
短期離職をすることの問題点
転職市場において短期離職は、歓迎される経歴ではありません。なぜ歓迎されないかと言うと「経験」と「定着」の2つの要素が大きく関わってくるからです。
まず「経験」の観点で言うと、新卒採用以外はすべて中途採用扱いになり、新卒採用と中途採用では評価軸が全く異なります。新卒採用が人材のポテンシャルを重視するのに対して、中途採用では即戦力性(経験やスキル)を求めます。
入社してわずか数か月で辞めた場合、専門的な経験は「ほとんど無い」あるいは「あったとしてもかなり微妙」という判断をされてしまいます。
退職理由の上位を占めるのは「条件」と「人間関係」
厚生労働省の調査によると、15歳~34歳の若年層を対象にした会社をやめた理由(3つまで複数回答可)では、以下の退職理由が上位でした。
- 労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった(30.3%)
- 人間関係がよくなかった(26.9%)
- 賃金の条件がよくなかった(23.4%)
- 仕事が自分に合わない(20.1%)
さらに勤続期間別にみると、以下の通りです。
- 勤続1年未満「人間関係がよくなかった」
- 勤続1年以上~10 年未満「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」
- 勤続10 年以上「結婚、子育てのため」
【出典(厚生労働省)】https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf
特に短期離職となってしまった退職者は、人間関係に問題があったことがうかがえます。
私たち【新潟転職ドットコム】が求職者の方と面談を行っていても、退職理由は上記の調査と概ね同じ傾向があると言えます。
動機の弱い「なんとなく」の転職は避けるべき
次に「定着」の観点です。中途採用の面接では、転職理由をほぼ100%質問されます。企業が転職理由を質問する背景は、採用した人材に定着して欲しいからです。定着する前に辞められては成果(利益)をあげて貰えないばかりか、採用にかかったコストを回収できません。企業は早期離職というミスマッチを避けるために、転職理由を慎重に確認します。
入社理由や目的を振り返る
しかし短期離職が絶対悪かと言えば、そうではありません。
退職を考えるのであれば「なぜ今の会社に入社したのか?」「入社した目的は何だったのか?」を振り返りましょう。いま退職することでどんなメリット・デメリットがあるか整理し、その上で退職という結論に至るのはOKだと思います。また、体調不良やメンタルに不調をきたすほどの環境にいるのであれば、できるだけ早くアクションを起こすべきです。