退職について

「退職願」と「退職届」の違い

退職願と退職届の2つの違いは何でしょうか。

「退職願」は退職の意思を伝えるもの

退職願は、会社に対して退職を願い出る書類です。会社が承諾すれば正式に退職になります。承諾までは撤回も可能ですが、退職願は会社側から却下されることもあります。

退職届、は会社側が受け取った時点で効力が発生し、その時点で撤回も却下も出来ません。明確な意思があれば、退職届を提出することも一つです。

Q.退職の慰留にあったときの対応方法

A.退職の意思を伝えた日付がポイント

現職の強い慰留があり、退職届を受け取ってもらえない場合もあります。その場合はメールで上司に退職の意思を伝える事や、内容証明郵便で退職届を送るなどの方法があります。ポイントは「退職の意思を伝えた日付」を明確にすることです。

民法上では申し入れから2週間で退職できるとなっておりますが、一方的な通告で辞めることはトラブルの原因です。就業規則などで1カ月となっている場合は、そちらに合わせる事をお勧めします。可能な限り早いタイミングで申し出ることで、円満退職をする事を意識しましょう。

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