転職活動を始めることに、大きな決断は必要ない
「転職の選択肢は常にある」という潜在的な転職願望を持っている方は、少なくありません。しかし、転職をするためにやるべきことが多すぎるため、転職以前に転職活動そのものを諦めてしまう方もいます。いちど転職活動をスタートしたら引き返せないのではないかという不安もあるでしょう。
転職コンサルタントの立場で敢えてアドバイスをさせて頂くとすれば、「賃貸物件を調べるような感覚で、企業求人を調べてみる所から始めてみませんか?」です。
転職のステップを因数分解する
一言で転職活動と言っても、いきなり書類選考や面接に進むわけではなく、次のようなステップを経て進んでいきます。
- ① インターネット等で求人情報を検索する
- ② 実際に書類を応募したり面接を受ける
- ③ 内定が出た際に入社するかどうかを判断する
例えば①は「今すぐ引っ越す予定はないが、住んでみたいエリアの物件情報を調べる」ようなもので、スモールスタートから転職活動はできます。求人情報を眺めるだけであっても新潟の転職市場や自分の立ち位置が分かり、なんとなく進むべき方向が見えてくるものです。
第三者から客観的なアドバイスをもらい判断する
転職市場を調べた結果、選考を希望したいと思えるような求人が見つかれば大きな前進です。そうなれば応募書類の準備や、面接のためのスケジュール調整、また現職に悟られないように等、注意すべきことは増えていきます。
転職活動が捗らない場合
働きながら転職活動を始めてみたものの「思うように捗らない」という悩みもよく聞きます。特にハローワークを経由する場合は書類提出、面接日程の調整も自分自身で行う必要があります。このような場合は、まずは私たちのような転職エージェントのサポートを受けることが非常に有効です。
転職エージェントに相談して得られること
具体的には「求人を色々見てるけど情報量が少なくて判断ができない」「一人で考えてるだけでは前に進まない」などの相談を無料でできます。話も聞かず一方的に転職を勧めてくる転職エージェントには注意をして頂きたいですが、第三者の客観的な視点でアドバイスをもらえるはずです。
現職を続けることも転職活動の成果
実際に転職活動を経験して、やはり現職で続けていこうと思い直す方も多いです。それもまた転職活動をして良かった例の一つだと思います。転職はキャリアの選択肢の一つに過ぎません。転職をすることが前提でなくても、転職活動を始めてみることで視野が広がることもあります。