面接予定時刻の5～10分前に受付することが理想
面接の何分前に到着しておくのが良いのでしょうか？
結論から申し上げると、10～15分前に敷地内に到着して、5～10分前に受付することをおすすめします。遅刻が厳禁であることは当然ですが、予定時刻よりも早過ぎる受付も迷惑です。企業担当者は面接以外にも通常業務をおこなっていますから、予定時刻よりも15分以上も早く受付に行くことは避けるようにしましょう。
建物敷地の広さや移動時間も考慮する
たとえばオフィスビルで面接がおこなわれる場合は、駐車場・敷地・エレベータでの昇降といった広範囲を移動する可能性があります。初めて訪問する場合は迷ってしまうことも考えられるため、時間に余裕をもって行動したいものです。
会社敷地内から見られていることを意識する
車で企業へ伺う場合、予定時刻まで駐車場で待機する場合も油断は禁物です。特にオフィスから駐車場が覗ける場所にあれば、普段見かけない車両が入ってきたら注意を払いますし、車から人が降りてこないとなれば不審に感じます。会社駐車場に入ったら目安として5分以内には車外へ出るようにしましょう。
オンライン面接の場合は、10分以上前には入室する
ZOOMやTeamsなどで行われるオンライン面接(WEB面接)の場合、面接官よりも早く入室していることが望ましいです。通信トラブルも考慮して10分以上前には、指定されたURLにアクセスして待機していましょう。また、面接官を待たせてしまう行為が良い評価に繋がることはありません。
面接に遅刻しそうな場合の対処法
面接に遅刻はしないことが大前提です。しかし事故渋滞や天候不良による公共交通機関の遅延などで、やむを得ず約束の時刻に間に合わないときもあるでしょう。
まず遅刻が確定的だと感じた時点で、速やかに企業担当者へ電話で連絡をします。緊急性の高い内容ですから、Eメールやショートメッセージで連絡することはNGです。連絡する際は、理由と到着予定時刻を簡潔に伝えてください。以下は例文です。
本日、貴社にて面接予定の〇〇と申します。実は△△付近で渋滞に巻き込まれてしまい、約束の時刻から××分ほど遅れてしまいます。申し訳ございません。
時間ギリギリでも連絡は入れた方が無難
予定時刻ギリギリか１分でも遅れる状況であれば、念のため連絡しておくことをお勧めします。たとえ遅刻でなくても「早めに状況報告ができる人」という印象を与えることができますし、僅かでも遅刻した場合も保険になります。
まとめ
面接であってもビジネス上の企業訪問と同じで、相手の立場を慮ることが重要です。時間管理は業務管理や良好な対人関係を築く基本ですから、面接を始める前から選考はスタートしていると言っても過言ではありません。
バタバタとしている様子を見せてしまっては、面接官の心証を損ねてしまいます。不測の事態にもある程度対応できるよう、ゆとりをもった行動を心掛けましょう。
