面接時には企業によって色んな質問をされますが
たまに「あなたの弱み(弱点)は何ですか?」という質問があります。
自分自身を理解できていないと答えづらい質問だと思います。
ありのままに弱みを伝えて採用に悪影響を与えてもダメですし
とりあえずその場を取り繕おうと思うと前後の質問と一貫性が無くなったりもします。
その中で過去に私自身がとても勉強になった方がいらっしゃたのでご紹介させて頂きます。
その方は本人に言われるまで気づかない程明るい方でしたが
前職で人間関係に悩んだ結果「うつ病」と診断された過去のある方でした。
ただその件に関して本人が「しっかりと認め」、「何故そうなったのか」を理解し、
「今ならこういう風に対応する」と改善案を話していらっしゃるのを見て
すごく前を向いている方だなという印象を受けました。
もちろん、だからと言って過去の事が無かった事にはなりませんが
過去の失敗を逆手に自己アピールに繋げたケースだと思います。
※実際その後すぐに内定を頂いて転職活動を終えられていました。
今回の教訓は「あなたの弱み」という質問に限らず「退職理由」等の
少し誤魔化しがちな部分に対して有効な手段だと思います。
中途半端に答えて信用できないと思われるよりは
しっかり向き合った上で「反省点」、「改善点」を述べる
というのも一つの方法として考えて頂くと良いかもしれません。