中途の面接に合格するための対策
中途採用の選考フローは、多くの企業で書類選考と面接の2段構成となっています。書類選考で求職者の経歴(スキルや経験)をふるいにかけ、面接でコミュニケーション能力や人柄など、応募書類ではわからない部分をチェックします。
書類選考に通過した時点で経歴の要件はクリアしていると言えますが、面接で落ちてしまい悩んでしまう方もいます。今回は面接で落ちる理由と面接対策について紹介します。
面接は印象で合否が決まる
中途採用で最も重要視されるのは、実績や経験であることは間違いありません。しかし面接官も感情のある人間です。特に合否ギリギリのラインで悩むような候補者の場合、最終的には印象で決まることもあります。つまり「挨拶がしっかりできるか」や「目を見て話せているか」など、社会人として基本的な事ができているかどうかが明暗を分ける可能性もあることを心得ておきましょう。
面接に落ちる原因の多くは、準備不足
面接で不採用になる理由は、広くは「面接での印象が芳しくなかった」という点に尽きます。たとえば面接対策が不十分で質問の受け答えがうまくできず、しどろもどろになったり、挙動不審になってしまい「意思疎通がうまくできない人」「面接準備ができない人」という印象を持たれてしまうことが多いです。
コミュニケーション能力が足りないことは何が問題?
面接は口頭でのコミュニケーションが必要ですから、コミュニケーション能力に難しい印象を持たれると、よほど専門的なスキルがない限り不採用となってしまいます。なぜならビジネスで成果をあげるためにはいわゆる「報連相」といった情報交換・共有を行いチーム内外での認識のズレを無くす必要があり、スムーズな意思疎通が求められるからです。
面接練習をおこなう
コミュニケーション能力に自信が無くても、面接練習を行うことでスムーズな受け答えができるようになるはずです。本番を想定した練習を繰り返し行い、面接そのものに慣れることで面接官に良い印象を与えましょう。
本番に近い状態で練習する
面接時の雰囲気や話の流れを想定し、本番に近い状態で練習をしておきましょう。さまざまな場面を想定して練習しておけば、自信がつき、面接当日の態度や表情にも余裕が生まれます。表情に自信を感じられる人は、「仕事もできそう」と面接官に好印象を与えやすいでしょう。
面接対策の練習ポイント
必ず声に出して練習する
実際に声に出して繰り返し練習しましょう。あらかじめ準備していた答え(自己PRや志望動機)をうまく文章にまとめられても、実際に声に出して読んでみると、口語表現の違和感に気付くことがあります。発声を伴う練習を繰り返すことで、この違和感は取り除けます。準備を万全にしておけば、面接本番での緊張が少しは和らぐはずです。
鏡を使って自分の見え方をチェックする
鏡(できれば全身が見える姿見)で自分の立ち居振る舞いや話す姿をチェックしましょう。特に次の項目を意識して下さい。
- 姿勢(猫背になる、座ると足が開いてしまう)
- 表情(自然な笑顔をできるか、硬くなっていないか)
- 目線は相手をみているか
動画撮影(スマートフォン)で自分を撮る
鏡以上に自分自身を客観的に見る際に効果的なのが「動画」です。スポーツ競技ではフォームの確認などに動画を用いますが、これは面接練習でも応用できます。自分が面接官になったつもりで動画を見ると改善点が見えやすいです。
面接練習も承ります
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